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実家にまつわること

今、実家は兄夫婦と母の三人暮らし。学生だった子どもたちが地元で働くなどで帰ってくる
とか、結婚までの少しの間など、数ヶ月単位の出入りはあったが、10年以上は三人で暮らして
いることになる。

どこの家でもあるように紆余曲折、特に母が97歳の高齢で自宅にいることは奇跡のようだが
兄嫁に苦労をかけているのは間違いないことで、こちらの胸も痛むわけだ。
気になって仕方が無いが、申し訳ない気持ちが強すぎて敷居がだんだん高くなっていた。
でも、昨日、とうとう意を決して二ヵ月半振りに出かけた。

会社経営の兄(71歳)が一線を退いて、5~6年以上になる。一度は得意のおうどん屋さんで
数年間機嫌よくやっていたが、年齢のこともあり、火災や食中毒も怖いからどうしてもやめて欲しいと
家族から懇願され、遂に諦め閉店した。でも、元々じっとしていられないタイプなので静かに家で過ごす
なんて本人にとっては全く不本意なのだ。年中模索しては撃沈、ため息ばかりついていたようだが、
兄嫁も三人が日中顔をつき合わすのも限界となり、先ずは古民家を借りる事にgoサインを出したようだ。
それをどのように使うかはまだ、具体的化していない。

ただ、家賃は安いけど荒れ放題。家主さんは、手直しして貸すつもりは、無く自分でするのならと
言われたようだ。
今は、喜々として出かけ、ちょっと家に引きこもりがちの甥を引っ張り出す事にも成功。
毎日二人で少しずつ使いやすいように楽しんで作業しているようだ。

どんな所か見て欲しいと兄が連れて行ってくれた。幹線道路に面していて、場所は素晴らしい。
六部屋もある平屋。
いずれ、義姉は、そこで母と兄が暮らして一度は自分も一人暮らしというものがしてみたいと、期待
しているみたい。私も長年姑と暮らしたのでそんな願いも、叶えられるといいなと素直に思う。

何しろ母は兄が命の人なのだから・・・・笑

出かけるまでは気持ちも重かったけれど、久しぶりにみんなの笑顔が見られて、心底ホッとした。

母は相変わらずだったが、まだ紙おむつのお世話にもならず、何とか自立に近い生活をしていた。
とは言え97歳。やはり、ますます元気にとはいかないようなので、これを機に出来るだけ顔を見せて
あげなければと思った。
by gerakon | 2013-06-18 13:52 | Comments(0)

ゲラ子のアラ還日記改めヴィオラばばの時々日記とします


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