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お葬式の形態

ここ10年くらい前から、ご供物、供花一切ご辞退という形態が急増、同時に
家族葬の希望者も多くなっている

勿論若く現役で亡くなられた方などは職場との繋がりは切り離せないもので
慣例通りとなるようだ。

ただ、お葬式にはどんなに簡素であっても相当の費用が掛かるもので、それを
お互い支え合うという意味では、古くから培われてきた日本の習慣は心優しいもの
だと思うし、すたれてしまうのは寂しい気がする。
やはり、少子化が一番の原因かもしれない。

私たちも自分の死とか葬儀などを考える年齢になってきたが、お香典など完全に
受け取りを辞退することが通例となる時代に入ってきているのでともかく自分の
葬儀代くらいは必ず確保しておかなければ・・・と思うわけだ。

少なくとも借金は残さないようにしないと子供たちに一番迷惑を掛ける事になる。
でも、確保したつもりでも、いつ多額の治療費が必要な病気になるかもしれない
し、そうなれば切り崩して全くゼロになることだってある。

最近亡くなられた友人のお父様は遺言で直行を希望されたと言う。
それがどういう事なのかよく分からないが、宗教色が一切無く火葬前の祈りの儀式も
無いのかしら?

一人息子の友人夫婦はそれではあんまり・・・と家族葬を執り行われたとのこと。

いずれにしても、どういう形態でというのは、ある程度考え、家族に残して置くべきと
思う。
でも、残す内容によってはとても困ることもある。

私の母は97歳になったが先日訪問したら、遺影を作ったからと見せてくれた。
いや~今とは似ても似つかない美しさ?、何と約20年前の70代の写真。
父が50歳そこそこで亡くなっているので、こんな醜い老女になっていたらがっかりするし
見つけられないかもしれないというわけだ。

それを信じて疑わないの母にも困ったものだが、どうしてもその写真を使うようにと
約束させられた兄も気の毒だ。

今は、死ぬのは怖くないし、天国に行くのを、楽しみにしているように見えた。

さて、母の葬儀はどんな形態になるのかしら?
by gerakon | 2013-06-27 16:50 | Comments(0)

ゲラ子のアラ還日記改めヴィオラばばの時々日記とします


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