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倍返しと半返し

今、ドラマの影響で「倍返し」という言葉、毎日何度も見聞きする。
ドラマを見ていないので違うかもしれないけど、この場合、多分「仕返し」の
ような意味合いで使われているのだと思う。

一般的には何かのお祝いやお見舞いなどのお返しという日本のならわしとして
捉えて良いのでは無いかと・・・。
もう二十年以上前の事、今は亡き義母が友人のお見舞いに、お返しの気遣いが
無いようにとの配慮でフルーツを少し持って訪ねた事があった。

間もなくかなりの金額の商品券が快気祝いとして届けられたが、当時は、お返しに
商品券というのは、まだ珍しい時代で、それだけでも義母は驚き『きもちだけだったのに』と
その方の真意を測りかねている様子だった。「倍返し」以上だったのかもしれない。

時代の流れと共にお見舞い返しでも、カタログギフトの利用も多くなっているらしい。
本当に「何でもあり」の世の中。

でも、私個人的には倍返しは、頂いても、どうも釈然としない。取りあえず半返しの
方が礼儀にはかなっているのではないかと。人それぞれと分かってはいるけれど。

今、ふと思い出したけれど友人の息子さんに結婚のお祝いをしたら同額の商品券が
丁寧な挨拶文と共に結婚式が終わるやいなや内祝いとして届いたことがある。
驚きというより、何とも言いようの複雑な思いを抱いた。

お返しの習慣・・・手紙だけでも充分伝わると思うのだけど、私達が生きている間に
日本の習慣として無くなってしまう事はまず無さそう。
by gerakon | 2013-09-03 21:54 | Comments(0)

ゲラ子のアラ還日記改めヴィオラばばの時々日記とします


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